ミセスコンサル

仕事を楽に。自分を楽に。

報告の順番。

f:id:mrsconsul:20210428170308p:plain

こんにちは。

ミセスコンサルのえむさんです。

 

今日は

報告の順番

についてお話しします。

 

アルバイトでも社員でも

入社すると先輩、上司と

関わることになります。

 

俗にいう平社員が先輩です。

経験の差はあれど

立場待遇が同じであれば

「同僚」といいます。

 

係長、課長、部長などの

「長」が上司となることが多く

 

専務取締役、代表取締役などの

「役員」は雇う側の人間で

上司とは呼ばないことがほとんどです。

 

現場と兼務していない限り役員は

直接連絡を取るべき人ではありません。

 

f:id:mrsconsul:20210408134048j:plain

 

直属の上司(ちょくぞくのじょうし)

とは自分が属する組織の中で

立場が上の人を指します。

 

営業戦略であれば

課長が1番近い上司

その次が部長です。

 

報告は自分に一番近い

下から順番に上げていきます。

相談も同じです。

 

アルバイトであれば

バイトリーダー、社員

店長、エリア担当、本社

といった流れです。

 

プライベートな相談は

仲の良い人でいいですが

仕事の相談は順番を飛ばすと

大きな問題へと発展します。

 

f:id:mrsconsul:20210409155146p:plain

 

店舗社員に言わずに

エリア担当や本社に上げる

ということは店舗内で収まらない話

と受け取ることが出来ます。

 

問題の報告でこれをしてしまうと

店舗での対応について

聞き取りや調査が入りますので

 

現場社員は寝耳に水とばかりに

慌てふためくことになってしまいます。

 

現場で解決出来る問題は

現場で対処してから上に報告

 

現場では解決出来ない問題は

現場責任者が更に上に報告します。

 

f:id:mrsconsul:20210416165040j:plain

 

店長からのハラスメントなど

現場の外に出さなければならない場合も

いきなりトップに相談するのではなく

やはり下からが無難です。

 

店長の1つ上の社員が誰に当たるか

会社の組織図を把握しておく

必要がありますので

 

連絡網を確認する

上司に確認するなどして

連絡先を控えておきましょう。

 

最近はコンプライアンス違反を

厳しく取り締まる風潮があり

相談窓口を設けている会社も多くなりました。

 

電話番号やメールアドレス、LINE

どの媒体で連絡すればいいか

早めに確認しておいて下さい。

 

いざ困ったことや辛いことがあったとき

どうしたらいいのかわからないでは

問題の解決まで時間が掛かってしまいます。

 

f:id:mrsconsul:20210410124343j:plain

 

立場や役職を飛び越えた連絡は

「非常識」とされることもあります。

 

アルバイトが仕事に不満を持ち

せっかく勇気を出して出来るだけ上に

改善案を報告、相談した際

「店長には言った?店長はなんて言ってた?」

と返されたとしましょう。

 

「言っても通じないと思うので言ってません。」

 

これではただの陰口です。

〜だと思うは主観でしかないので

正しい手順を踏まない言い訳に聞こえます。

 

出来ることをしていなければ

「まず店長に伝えてみて。」

とまともに聞いてもらえない可能性があります。

 

「〇月〇日に店長に伝えたところ

1ヶ月間改善されなかった為

ご連絡させていただきました。」

 

具体的に連絡に至った理由を示し

報告の位を上げていくとスムーズです。

 

立場が上になればなるほど

責任が広い範囲に及びます。

 

まずは最小範囲から尽力し

手が足りなければ範囲を拡げる。

 

本来はそれぞれの立場から1つ上に

報告が上がっていくのが正しい形です。

 

f:id:mrsconsul:20210417091839j:plain

 

相談、報告の順番を知っていると

上記のように「あえて飛ばした時」

の話し方が変わります。

 

何も知らずに小さな問題を

大きくしてしまうことがないよう

「報告は下から」

と頭に置いてみてください。

 

聞く方も真剣になるので

問題解決が早くなりますよ😊

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 


 

人間関係がうまくいく!伝え方コミュニケーション検定