ミセスコンサル

仕事を楽に。自分を楽に。

全てを疑え。人を信じるな。

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こんにちは。

ミセスコンサルのえむさんです。

 

タイトルの意は

「何事も疑ってかかることで確認を強化出来る」

という仕事の基本概念です。

 

 

新人教育

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仕事を教え、初めて任せたとき

そのまま次には進みませんよね。

 

教えた通りに出来ているか、ミスはないか等

教育担当が確認をするのが一般的な流れです。

 

大事な書類作成であればより

細かい確認が必要でしょう。

 

明らかに経験が少ない人に対し

ダブルチェックを行わない上司は

自分が楽をしたいだけの怠け者です。

 

細かく指導すれば早く気づけたことも

教えっぱなしで放置したことにより

取り返しのつかない事態になってしまった

ということはよくあります。

 

部下のミスを極端に責める上司に多く

「教えただろ」「わからないなら聞け」

などと言いがちです。

 

同じ仕事の経験がある中で

新人を観察していると

「教えたけどわかってないな…」

というのは容易に判断出来るものです。

 

アルバイトであれば3ヶ月

社員であれば1年程で指導する側に立ちます。

 

1回で仕事を覚えられる人は

いないと思って臨みましょう。

 

口には出さなくとも考え方として

「大丈夫です」「大丈夫ではない」と疑い

「わかりました」「わかっていない」と疑い

「出来ました」「出来ていない」と疑います。

 

自分の目で結果を確認するまでは

確信を持たないことです。

 

ロールプレイング

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接客や営業に慣れるよう

ロールプレイング研修

行うことがありますが

これも確認方法の1つです。

 

何も知らない新人に

マニュアルを渡し、黙読させて

「はい、お客様の相手してきて」

と言える上司がいたら

どれだけ鋼メンタルなんだと思います。

 

店頭デビューさせる前に

接客用語が言えるか

言葉遣いは間違っていないか

練習と確認をするのがロープレです。

 

見本を見せる場合は

お客様役に新人をあてます。

 

練習させる場合は自分がお客様役になり

数パターンを試していきます。

 

大丈夫と確信したらデビューさせます。

 

ロープレをする上司は心配性で

納得しながら仕事を進める人が多いので

しっかり取り組むと評価も上がります。

 

教える、確認するが一気に出来るので

座学より早く済むこともあり

双方にとってメリットのある指導方法です。

 

私は昔からロープレ嫌いでしたが

教える側に立った時に初めて

効率的で楽な事を知り

今では多用しています😊

 

目上の方への対応

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上司、同僚、部下でも

年齢が上であったり経験が豊富だったりで

アドバイスをしてくれる人、いませんか?

 

新人を疑うより難しいこのパターン。

 

仕事に責任がある立場において

目上の人の言う事を

盲目的に信じるのは危険です。

 

法律的なことや公的な手続きなど

更新された情報を知らないまま

教えている場面を実際に

目の当たりにしたことがあります。

 

助言を信じ切って進めたところ

実は方法が変わっていて

当日書類が間に合わず

予定を遂行出来なかった社員もいました。

 

事細かに教えてくださる博識な方もいますが

疑問を持つこと、正確な情報を得ることを

忘れてはいけません。

 

仕事は把握に尽きます。

 

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自分の知識と人の知識が違う時

強要するでも、すぐに改めるでもなく

客観的に調査し結果を出すことが必要です。

 

信頼出来る情報元(ソース)から

正しい知識を得て擦り合わせていきましょう。

 

事前に調べた結果相手が間違っていることが

分かっていてもいきなり否定はしません。

 

「変わったんですよ」など訂正から入ると

マウントを取るような形になってしまい

相手に不快感を与えます。

 

「お伝えするのを忘れていてすみません!

新しい方法をご説明します💦」

と少しへりくだり、目上の方を立てるような

教え方を身につけましょう。

 

疑う癖=確認する癖

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教習所で習う

「かもしれない運転」

 これがまさに疑って確認する良い例です。

 

公園がある。

ボールが転がってくるかもしれない。

子供が飛び出してくるかもしれない。

だから徐行する。

 

停車中の車がある。

ドアが開くかもしれない。

死角から人が飛び出してくるかもしれない。

だから注視する。

 

無事故を続けるための緊張

日常にも落とし込んでいきましょう。

 

最悪の状態を想像し

それを回避出来るよう

予測して行動していきます。

 

「かもしれない運転」

に反して気をつけるのが

 

「だろう運転」

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これは危険予測をしているにも関わらず

「大丈夫だろう」

そのまま進んでしまう考え方です。

 

事故は突然起こります。

 

今まで何も起こらなかったから

今後も変わらないだろう

では大きな事故を起こしかねません

 

今まではたまたま運が良かっただけ

危険な目に遭う確率は非常に高いのです。

 

仕事に置き換えても

「やってくれてるだろう」

「わかってるだろう」

では伝達が正確に行えず

ミスを誘発します。

 

自分の目で耳で確認し

確実な仕事をしましょう。

 

まとめ

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良い事も悪い事も慣れたら

当たり前になります。

 

理由を知って納得しながら仕事をする

常に情報を更新して取り入れる

 

その為には疑うことを覚えてください。

 

確認を繰り返すことで

高い精度の仕事が出来るようになります。

 

アンテナを張って周囲を気にしてみましょう。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 


 

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