いてくれてありがとう!
こんにちは。
ミセスコンサルのえむさんです。
今日は
感謝
についてお話ししたいと思います。
人に対して「ありがとう」
と思う気持ちや行動ですね。
嫌いな上司、言うことを聞かない後輩に
苛立ちはあれど感謝なんて!
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
受けている方はどうか正攻法で
訴えていただいて
なんでこんなにイライラするんだろう
なんでどの職場でも人間関係が
上手くいかないんだろうと考えている方へ
質問です。
ムカつく相手の仕事、
全て自分で出来ますか?
怠けているように見える人も
自分には出来ない仕事をしています。
自分が営業をしているとして
手が回らない取引先を
担当してくれる同僚、後輩。
書類をまとめてくれる事務員さん。
個々の成績を管理、評価して
戦略を考えたり報告指示をする課長、部長。
会社全体を運営している取締役、社長。
兎にも角にも
一人で出来る仕事はありません。
例え全部の仕事が出来たとしても
同時には出来ないんです。
分身出来たらいいのになーと
思うことがありますが
令和のうちはまず無理でしょう。
ガソリンスタンドでは
立っているだけで売上につながる
ことがあります。
私が働いている所は接客がメインの
セルフスタンドなので
常にお客様の視界にスタッフがいます。
給油エリアが無人のセルフスタンドでは
気軽に相談するのが難しいという声が多く
高齢のお客様は特に
そもそもどうやって入れるの?
と不安を抱えたまま
危険物に対峙しているそうです。
- オイルを変えたい、
- 車から変な音がする、
- 見た事ないランプがついている
制服を着て立っているだけで
受ける相談は様々です。
一度お話を伺ったら分かる人に引き継いで
また立っているだけ。
これをしてくれるアルバイトが
どれだけありがたいことか。
長年店舗を見ている社員は
俗に言う「出来る人」「出来ない人」を
多く見てきているので
出来ないアルバイトを嫌いがちです。
ですが単確的に人を判断してはいけません。
出来る=教えなくても出来る
出来ない=教えたら出来る
だと私は考えています。
出来る子に甘えると教育が疎かになります。
いろんな先輩に聞きながら
勝手に仕事を覚えてくれるんです。
楽ですね。好きですね。
この子に比べてあの子はってなりますね。
ちょっと待ったー!
自分の職場にも出来ないやつがいてさ。
って思ってる人は考えてみてください。
ゼロから分かるように教育してますか?
教え方はその人に合ったものですか?
出来る出来ないは
人、場所それぞれ。
計算は出来るけど漢字は読めない
英語は得意だけど人見知り
接客は好きだけど力がない等々。
配置によって元々出来ることだったり
勉強が必要になることがあります。
数学が得意?国語が得意?
履歴書の「好きな教科」欄に
ヒントが隠れています。
個々の良さを見つけて
それぞれに合った教育をすることが
上司の「やること」です。
働いてくれてありがとう
という気持ちがあれば
教育につまづいても
怒りにまではならないはず。
倒産や派遣切り、時短営業の会社が
多くなり情勢が不安な中で
少しでも働かせてくれてありがとう
という気持ちがあれば
出来ることを増やそうと思うはず。
たまたま同じ職場にいるだけでも
そこに感謝することが出来たら
大半のことは流せます。
私は仕事中、手が回らないことや
出来ないことをしてくれる
同僚、上司に対し些細な事でも
「ありがとう!」「助かった!」
「ありがとうございます!」
と伝えています。
(本当は自分がやることなのに。
知識や力があれば出来るのに。
分身がいたら出来るのに。
代わりにやってくれた。助かった。
という気持ちを込めて)
相手は
「別にいいよー」とか
「いつものことしただけ」とか言いますが
皆一様に照れた様な笑顔を見せてくれます。
言われたら嬉しいし
言ったら気持ちいいんですよね。
もはや存在に感謝する域で
「ありがとう」
「ありがとうございます」
と伝えてみましょう。
きっと職場の雰囲気が温かくなりますよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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