バックボーンを考慮する
こんにちは。
ミセスコンサルのえむさんです。
円満な人付き合いをする為には
イライラを極力減らすことが必要です。
バックボーンを考慮する
合わないなと思う相手を否定する前に
「この人はどう生きてきたんだろう?」
とバックボーンを想像してみましょう。
育ちを観る
若くてもしっかりしている人
中年でも常識が身についていない人
親からの躾は社会人になってから
差が出る重要な要素です。
箸の持ち方や敬語の使い方
パッと見て分かることもあれば
謝る事が出来なかったり
金銭感覚が狂っていたり
徐々におかしい、と気づくこともあります。
ご両親に恵まれて
挨拶、礼儀、振る舞いを学べた人にとって
常識的なことを確認、教示される
初期教育というのは煩わしいかもしれません。
ですがこの初期教育が
必要な人の割合が
圧倒的に高いのが現実です。
社会人になって
アルバイトでも新入社員でも
カリキュラムに則って教育が行われれば
成長や矯正のチャンスがあります。
しかし中途採用であったり
研修費、人員が割けない企業の場合
細かい指導が行き届かず
いきなり現場で教わってこい!
というケースが少なくありません。
しっかり教えてくれる上司の元に
付けたらラッキーですが
とりあえず使えれば良いと
思われたら最後
目先の仕事はこなせても
根本的な対応力が身につかないまま
中間管理職に進むことになります。
相手を知る
という記事にも書きましたが
家族構成や考え方、親によく言われる事など
話を聞くと個人の行動に納得する点が
多く表れてきます。
容姿だけでなく
性格も似るのが親子です。
親を反面教師にしている場合でも
幼少期の間違った当たり前が
全く無くなることは難しいと
感じることが多くあります。
大人になって性格として表れる
優しさや意地悪さ。
親にしてもらったこと
親にされたことが根底にあります。
自分を犠牲にして
人を助けられる人は
親がそうしてくれた人であり
人を否定しがちな人は
親に否定された人であることが多いです。
貧富の差はない
お金持ちだから教育が行き届いてる
とか
貧乏だから頭が悪い
とか
私が接してきた数々の人には
全く当てはまりませんでした。
土地文化の違いは多少あれど
親を良しとして継承するか
親が間違っていると気づいた時に
自ら学んで修正していくかは
個々の裁量によります。
私も育てられたことをベースに
形成されていると実感しています。
良かったと思うことは子供にも伝えるし
辛かったこと、悲しかったことは
決してしないように考えて行動する。
子供の頃からしている行動の中には
主人に「ありえない」と言われるまで
気づかなかった習慣もありました。
自分の当たり前が外から見ると
ありえない事柄になるのは
衝撃が大きいものです。
上京してきた方がふと口にした方言。
地元では当たり前だったのに
標準語圏では通じない、という
感覚に近いのではないでしょうか。
それが多ければ多いほど
社会に馴染むのに時間がかかります。
まとめ
人は自分が正しいと思う道
行きやすい道を選びます。
今まで歩んできた道もそれぞれです。
各家庭の当たり前が社会に出ることで
傷付いたり傷付けたりしながら
角を取っていきます。
知らなかったことや
当たり前だと思っていたことが
一般的な考えとかけ離れていた時
急に怒られても疑問しか浮かびません。
今まで良かったのになんで?
自分は悪くないのにどうして?
という驚きからの恨みを生む前に
どうして現在の考え方、やり方になったのか
まずは聞いたり話したりしてみましょう。
注意をする側もされる側も
「自分が100%正解ではない」
と念頭に置きお互い納得出来る点を
探していくと今より少し笑顔で
仕事が出来るのではないでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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